ドライアイ

ドライアイってどんな病気?

空気が乾燥する季節。
乾燥でメイクノリが悪くなるだけではなく、カラコンユーザーにとっては目の乾きも深刻な悩みのひとつですよね。

皆さんも「ドライアイ」という言葉をよく耳にすると思います。
ドライアイは年々増加傾向にあり、パソコンを長時間使用する職業においては、3人に1人がドライアイと言われています。 パソコンに限らず、スマホを長時間見る方も同様に、知らず知らずにドライアイが進行している可能性があります。

そもそも、ドライアイはどんな病気??

ドライアイは、涙の量が不足したり、涙の成分バランスが崩れることにより涙が均等に行きわたらなくなります。
それが原因で目の表面に傷がつくこともしばしばです。
ドライアイを放置し進行すると、視力の低下や角膜が剥がれる角膜上皮剥離などの原因にもなります。

治療方法は?

  • 涙液の分泌を増やすのが理想ですが、残念ながらまだそういう治療は確立されていないようです。
    そのため人工涙液を点眼して補う方法、または分泌された涙を目の表面に留める方法などが知られます。
    後者ですと、涙の出口を塞ぐ涙点プラグという治療法です。
    症状の度合いにもよりますが、人口涙液を点眼する方法が生活に取り入れやすいと思われます。
    このように、手軽な方法もございますので、「ドライアイチェック」で該当項目が多かった方は、次回の定期健診で相談してみてください。
ドライアイチェック

該当する項目はいくつありますか?

  • 目が疲れる
  • 目が乾いた感じがする
  • ものがかすんで見える
  • 目に不快感がある
  • 目が痛い
  • 目が赤い
  • 目が重たい感じがする
  • 涙が出る
  • 目がかゆい
  • 光を見るとまぶしい
  • 目がゴロゴロする
  • 目やにがでる

もしくは10秒間瞬きをせずに目を開けていられますか?

自覚症状で該当項目が5つ以上、もしくは10秒間まばたきを我慢できなかった方はドライアイの可能性があります。
該当の方は眼科医にご相談することをおすすめします。

ドライアイチェック

検査では涙の量を測定し、目の表面を染色して表面の状態をチェックするなどドライアイの診断を行ったのち、症状に合わせて処方やアドバイスをしてもらえます。